今日のおすすめ絵本「あなのなか」
更新日:9月14日

リトミックのレッスンでは、最後の5分ほどで絵本を読むことがあります。1時間のレッスンも、終盤になると子どもたちの集中力が少しずつ途切れてきます。そこで、子どもたちの大好きな絵本や工作など、少しテイストの違う活動を最後に取り入れます。「次は何が始まるんだろう?」と興味を持つことで、疲れかけていた子どもたちも、最後まで集中してレッスンを楽しむことができます。
ただし、絵本を「読むだけ」で終わらせないことも大切です。リズムや身体の動きにつなげることで、絵本もリトミックの活動のひとつになります。
リトミックで使う絵本どう選ぶ?
私が絵本を選ぶときに意識しているのは、以下のポイントです。
子どもたちの興味をひくもの
リズムにのせて楽しめるもの
「静」と「動」など、メリハリをつけられるもの
特に、繰り返しの言葉があったり、リズムをつけて読めたり、身体を動かせたりする絵本は、リトミックとの相性がいいと思います。そして、子どもたちが大好きなのが「しかけ絵本」です。お家ではすぐに壊されてしまいそうなしかけ絵本も(笑)、レッスンではみんなで楽しめるので、よく取り入れています。

今回のおすすめ「あなのなか」
今回ご紹介するのは、森あさ子さんの『あなのなか』です。暗い穴の中に落っこちて、歩いていくと、いろいろな生き物に出会います。「ずん、ずん、ずん、ずん、あなのなか」。このフレーズにリズムをつけて、みんなで足踏みしながら歩きます。元気に「ずん、ずん、ずん!」と歩くこともあれば、眠っている虫さんがいたら「そーっと、そーっと」と静かに歩きます。最後には「時間がない!!」と、みんなで走ることもあります。
絵本の展開に合わせて、速く・遅く、大きく・小さく、動いたり静止したりします。そうすることで、絵本を楽しみながら自然にリズムや身体の動きを経験できます。
ちょっと怖いも大切な経験
この絵本には、少し怖い生き物が出てくる場面もあります。そんなときは、私も声のトーンを少し低くします。子どもたちも少し緊張した空気になりますが、すかさず「なーんだ、もぐらさんだったね」と安心できる声かけをします。怖くなってお母さんのところへ駆け寄る子もいます。でも、お母さんや先生、お友達が一緒にいる安心感の中で、またみんなで歩き出します。
こうした「ちょっと怖いけど、ここなら大丈夫」という経験も、絵本を通してできる大切な体験だと思っています。リトミックで使う絵本は、ただ子どもたちの目をひけばいいわけではありません。細かい絵や淡い色合いの絵本は、お家でゆっくり読むには素敵でも、たくさんの子どもたちと一緒に見るレッスンでは少し使いにくいこともあります。
「この絵本を、どうやったらリトミックにつなげられるかな?」そんな視点で絵本を選んでみると、レッスンの可能性がもっと広がります。これからも、実際にレッスンで使っているおすすめ絵本をご紹介していきますね。リトミックの先生方の絵本選びや、レッスンづくりの参考になれば嬉しいです。
リトミックの魅力
リトミックは、音楽と身体を使った楽しい活動です。子どもたちが自由に動き回り、表現することができる場です。音楽に合わせてリズムを感じたり、友達と一緒に遊んだりすることで、心も体も成長します。リトミックを通じて、子どもたちの感受性や創造性が育まれます。
私たちのリトミック奏響育®ACADEMYでは、資格取得から教室開業までをオンラインでしっかりサポートしています。ピアノが苦手な方でも、独自のメソッドを使ってリトミック講師として活躍できるようにお手伝いします。多くの人が子どもと関わるやりがいのある仕事を見つけられるように、心を込めてサポートしていきます。
絵本とリトミックの関係
絵本は、リトミックの活動に欠かせない要素です。物語を通じて、子どもたちは新しい世界を体験します。絵本を使うことで、音楽やリズムに合わせて身体を動かす楽しさを感じられます。リトミックのレッスンでは、絵本を通じて子どもたちの想像力を引き出し、心を豊かにすることができます。
リトミックの活動を通じて、子どもたちは自分の気持ちを表現することができるようになります。絵本の中のキャラクターやストーリーに共感することで、感情を理解し、他者とのつながりを感じることができます。これが、リトミックの大きな魅力の一つです。
終わりに
リトミックと絵本の組み合わせは、子どもたちにとって素晴らしい体験を提供します。これからも、私が実際に使っている絵本やリトミックのアイデアを共有していきますね。皆さんのレッスンに役立つ情報がたくさんあることを願っています。リトミックを通じて、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしましょう!




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